全国TOPへ > 教えて!髪のなんでもQ&A > vol.92 市販のカラー剤と美容室のカラー剤、何がどう違うの?





【2013/1/10 質問者: イエローさん(18歳/女性)】
- 編:
- 市販のカラー剤と美容室のカラー剤、そもそも成分に違いはあるんですか?
- Y:
- あります。一概には言えませんが、基本的に市販のカラー剤は誰が使用してもしっかりと髪を染められるように作られているので、強い薬剤が使用されています。髪を全体的に明るくしたいときは必要悪ですが、過去に染めたことがありすでに明るくなっている部分にこれを重ねていくと、必要以上のダメージを与えてしまいます。
- 編:
- では、美容室のカラーはどうですか?
- Y:
- 美容室でカラーをする場合は、スタイリストが効果の弱いものから強いものまで豊富な種類の中から薬剤をセレクトします。髪のコンディションを見ながら必要に応じて薬剤を使いわけて施術するので、髪への負担を最小限にすることができます。色の種類も市販のものより豊富にあるので、好みの色に近づきやすいですよ。
- 編:
- 市販のものより選択肢がたくさんあるんですね。
- Y:
- そうですね。ハイライトやローライトなどの技術でより自然な仕上りにすることもできますし、傷みだけでなく仕上がりの質も断然変わってきます!
- 編:
- それでも、どうしてもセルフカラーする! という場合はどんなことに気を付けると良いでしょうか?
- Y:
- 基本的に見本の色よりも暗く仕上がることが多いです。希望の色よりもう一段明るい色をセレクトすれば失敗が少なくなると思いますよ。あと、薬剤を髪に塗る時に根元付近に溜めないこと。薬剤が溜まっている部分は明るくなりやすいので、色ムラができてしまいます。
- 編:
- なるほど。市販のカラーはお手頃ですが、その分デメリットが大きいということがわかりました。どうもありがとうございました!

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スタイリスト
YOSHITOMOさん