美容室・美容院検索サイト ヘアマグTOP > 教えて!髪のなんでもQ&A > vol.83 美容室のシャンプーと市販のシャンプーの違いは?





【2011/03/17 質問者:Tさん(27歳/女性)】
- 編:
- 髪のプロが使用し薦めるだけに、良いものであることはわかるのですが…。実は私も、市販のシャンプーと何がどう違うのか、ずっと疑問に思っていました。
- SHIGE:
- 一番の違いは、原材料の質! シャンプーには界面活性剤が使われているのですが、界面活性剤には普段混ざり合わない水と油(脂)を混ぜ合わせるという役目があります。と同時に、タンパク質を溶かすチカラもあるので、頭皮や髪の毛に負担をかけてしまいます。そのチカラは原材料の違いによってかなり差があり、一般的に、美容室のシャンプーには刺激の少ない界面活性剤が使われていることが多いですね。
- 編:
- 一方、市販のシャンプーは?
- SHIGE:
- 宣伝費などに多くのコストがかかるため、原材料費を抑え、刺激の強い界面活性剤を使っていることが多いです。頭皮と髪の毛が乾燥しやすいので、添加剤を加えてしっとり感を出している商品もありますが、それが毛穴に残ったりして、地肌にトラブルが起きるケースもあるようです。またパーマのウエーブダウンやカラーの退色の一因にもなります。
- 編:
- 刺激の強い市販のシャンプーを使い続けていくと、将来的には?
- SHIGE:
- 頭皮を含め、肌は加齢とともに皮膚組織が薄くなっていきます。タンパク質を溶かす性質のある界面活性剤の刺激が強いシャンプーを使っていくと、髪の毛をつくる毛根に元気がなくなり、髪の毛が細くなったりハリが無くなったりツヤが出なくなったり…などのトラブルに繋がる可能性があります。
- 編:
- あらためて、シャンプー選びは大切なんですね。ちなみに、SHIGEさんお薦めのシャンプーは?
- SHIGE:
- ダメージ毛には「シェリエッタ」の『シャイニー』。頭皮が心配な人には、「パミロール」の『デラックスシャンプー』がオススメです。シャンプー剤はほとんどの人が毎日使うものなので、刺激の少ないものを選んでください。美容師はヘアケアについて詳しいので、信頼できる美容師さんに出会うことも大切ですよ!
- 編:
- 確かに。美容師さんにベスシャンプーを選んでもらえたら安心ですね。ありがとうございました!

PARK STREET
店長
SHIGEさん