美容室・美容院検索サイト ヘアマグTOP > 教えて!髪のなんでもQ&A > vol.12 シャンプーやトリートメントの成分表示について





【2009/06/11 質問者:凛さん(27歳/女性)】
- 編:
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スタイリストさんから「成分表示をチェックして」と言わるのですが、
イマイチ見方が分からなくて…。
- 鈴木:
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見慣れない文字が記載されていて、何を指しているのか分かりづらいですよね(苦笑)。
まず見方ですが、含まれている成分が多い順に表示されています。大抵は「水」が始めに表記されてます。
- 編:
- 良いシャンプー、悪いシャンプーってあるんですか?
- 鈴木:
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なりたいスタイルやその人のクセによっても捉え方は変わると思うのですが、一般的に髪にあまり良くないと言われているものが、「ラウリウ硫酸ナトリウム」という成分です。
石油系の成分で洗浄力は強いのですが、髪の表面のみをコーディングしてしまいます。
そのため、トリートメントなど髪を保湿・補修する成分が髪の芯まで入らず、一見しっとりした髪質なのに、中はスカスカでまとまりが悪い髪質になってしまうことがあります。
- 編:
- え~!! 他にはどんな影響があるんですか?
- 鈴木:
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パーマがかかりにくい、カラーはスグ色落ちする、発色が悪いといったことがありますね。
石油系のシャンプーを長期間使用している髪は見るとスグに分かりますよ。
- 編:
- なるほど。ではなるべく「ラウリウ硫酸ナトリウム」が入っていない製品を選ぶとリスクは減るんですね。
- 鈴木:
- 最近人気の『john masters' organics』など自然派シャンプーと言われているものは、石油系の成分が入ってなく樹脂などの成分で出来ています。髪や頭皮にはいいですが、洗浄力が弱いので、泡立ちにくいという側面がありますね。他にも、「セラミド」や髪と同じ成分の「アミノ酸」が入った商品ですと、保湿しながら栄養を与えてくれるので、まとまりやすくなりますよ。
- 編:
- なるほど。覚えておきます!
- 鈴木:
- シャンプー、トリートメントはスタイル作りには必須のもの。ハリコシを与えてくれる、パーマスタイルに適している、などスタイリングのベースを作るものなので、傷んだ髪を補うだけでなく、デザインを楽しむツールとして自分にあったものを使用することをおススメします。サロンから提案されるものであれば、まず間違いはないので、ぜひ試してみてくださいね。
- 編:
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はい! スタイリストさんに相談します。
ありがとうございました!

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店長
鈴木伸弥さん